
事務、ときどき
次世代重機操縦士。
異業種から
リサイクル業界へ転職。
元々は食材の卸会社の事務職に就いていました。前職は忙しく時間に追われる生活で、違った環境に挑戦したいと転職を検討していたところ、現在のポストを募集していると聞き興味を持ちました。鈴木商会について調べるうちに、幅広くリサイクル業を行っており、漁網リサイクルといった、他社実績が少なく地域に根ざした取り組みがあることに魅力を感じ、入社を決めました。

未経験で
新・導入検証システムに挑む
私が入社する2ヶ月前、当社はコベルコ建機株式会社開発の「K-DIVE®」を北海道で初めて導入検証しました。専用操縦席から重機を遠隔操作するシステムで、人・場所・時間といった制約を受けずに現場作業が可能となり、作業効率化を図ることができるDXシステムです。苫小牧事業所内で近距離での遠隔操作を試験運用中でしたが、2023年7月に札幌本社にも操縦席が置かれ本格的な試験運用開始に伴い、「小柳さんもやってみないか」と機会をいただきました。
私は入社後、コーポレート本部で社内システムや端末・アカウントの管理、ヘルプデスク対応などのバックオフィス業務を行っていたため、未経験の女性が実作業を行う発想に驚き、最初は冗談かと思いました。ですが、鈴木商会に挑戦する精神があるからこそと感じ、素直にチャレンジしたいと思いました。
「K-DIVE®」操作には重機操作の免許が必要です。2023年7月までに4つの免許を取得し、苫小牧事業所で研修を積みました。難易度が高くハードな内容でしたが、覚えるのは楽しく、苫小牧事業所のみなさんの支援もあり、無事目標を達成することができました。
味わったのは
挑戦する楽しさと達成感
「K-DIVE®」は現在、操縦者を増員しながら実用化に向けて準備を進行しています。現場にも作業員が必要なので、コミュニケーションをとりながらスキル向上に努めています。私自身、新たな領域へ挑戦することで仕事の幅が広がりましたし、大きな達成感がありました。しかしまだまだ未熟な部分も多いため、経験豊富な鈴木商会のメンバーに学びながら、少しでも追いつけるよう努力を重ねていきたいと思います。
「K-DIVE®」は、おかげさまで多くの会社から注目いただいております。重機オペレーターは男性という固定概念を払拭し、新しい女性の働き方として広がればという思いもあります。今後もっと「K-DIVE®」の魅力が広く伝わり、対応重機の増設や他事業所への展開もしていければ嬉しいですね。