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【プレスリリース】(日本初)タイ・香港のリサイクル会社とJV

株式会社鈴木商会(本社:札幌市中央区/代表取締役社長 駒谷 僚 以下「鈴木商会」)は、HIDAKA YOOKOO ENTERPRISES CO.,LTD.(本社:タイ/代表取締役社長 日高 泰雄 以下「日高洋行」)とChiho Environmental Group Limited.(本社:香港/代表 Qin Yongming 以下「CEG」、香港証券取引所上場)と JV を組み、HIDAKA-CHIHO METAL RECYCLING(Thailand)Co.,limited(本社:タイ 以下「HCMR」)を2019 年 11 月 5 日設立したことを発表いたします。

鈴木商会 駒谷 代表取締役社長・CEG Qin CEO・日高洋行 日高 代表取締役社長
右から、鈴木商会 駒谷代表取締役社長、CEG Qin CEO、日高洋行 日高代表取締役社長

HIDAKA-CHIHO METAL RECYCLING(Thailand)Co.,limited 会社概要

設立:2019 年 11 月 5 日
本社/工場所在地:336 M.7 T.Bowin A. Siracha Chonburi 20230 THAILAND
社員数(スタッフ含む):およそ 230 人
工場稼働日:2020 年 1 月 1 日
年間最大処理可能:モータースクラップなど 20 万トン
年間処理計画:初期(1 月~12 月)6 万トン
概要:世界各国(北米・ヨーロッパ・日本が中心)からモータースクラップ(車や事務機器、工具などの産業用モーターのスクラップ)などをタイ工場に集め、「解体」「選別」「リサイクル」を行う。リサイクル済の銅・非鉄金属などは精錬原料として需要ニーズが高い世界各国(中国・インドなど)に輸出販売する予定。2 期目(2021 年)以降はゾルバ(粉砕された非鉄スクラップ・アルミが大部分を占める)についても追加処理予定。

各社代表者コメント(3社)

CEG 代表 Qin Yongming
中国の輸入規制を始め、近年廃棄物やリサイクルを取り巻く各国の環境が劇的に変化する中、 欧米および中国のモータースクラップリサイクルに強い CEG と、リサイクル業として各国で大きな影響力を持つ日高洋行、鈴木商会と JV を組めて嬉しく思います。3か国にまたがる JV のモデル企業となるべく、世界的課題解決に貢献していきたいと考えています。

日高洋行 代表取締役社長 日高 泰雄
日高洋行はタイで 91 年の歴史がある会社です。この長い歴史の中でタイ・日本・香港の 3 社が JV を組むことは初めてとなります。それぞれ強みの分野を持つ3社のノウハウを交わせながら、同じ方向を目指すことで、大きな相乗効果が出ることを期待しています。HCMR の工場があるタイ企業として、法令順守の徹底をし、モータースクラップリサイクル業界を牽引する企業になりたいです。

鈴木商会 代表取締役社長 駒谷 僚
中国の輸入規制は、全世界で問題になり、私たち日本、北海道も大きな影響を受けております。この問題を静観しているのではなく、各国を代表する 2 社とJV を組むことで、世界的課題となっている地球環境問題やリサイクル環境の変化に対して、解決する存在になりたいです。日本や北海道の未来を住みよい環境にするために、国境を越えたとても大きな一歩だと考えております。

関係各社 会社リンク

鈴木商会 https://www.suzuki-shokai.co.jp/
日高洋行 http://hidakayookoo.co.th/jp/
CEG http://chihogroup.com/

タイ工場外観
タイ工場外観

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社鈴木商会 管理本部 広報部 渡邉/安倍
TEL 011-280-1281